ショートドラマの撮影間近。やるべきことはもうあまりない

ショートドラマ一日目の撮影が迫っています。やるべきことは……。
実際のところもうあまりありません。
準備の出来るものは事前準備をしておくべきだと思っているので、キャスト、スタッフとの打ち合わせは済ませたし、小道具もすでに作成済。購入した物は(消え物以外は)手元に届いている。
受注案件も昨日ですべて対応を済ませ、ボールは相手側にある状態。おそらくパラパラと来るだろう緊急対応を各個撃破する以外に撮影後までやるべきことは特にない……。はずだ。
つまり、今日を含めて数日は自分のリソースには結構空きがある状態です。そしてスタジオランチボックスとして作品を作る場合には、いつも「撮影間近には自分の手元にはなにも作業がない」状態を目指して、プリプロダクションを進めています。
すでに何回も書いたように自分の作品を作ることで受注案件に悪影響を及ぼすわけには行かないし、いざ制作周りでアクシデントや対応漏れがあった場合に、すぐに動けるゆとりは持っていたい。
そんなわけで今日は比較的ゆったりとした状態で、絵コンテ、香盤、小道具の手配の再チェックをしていきます。なにか「うっかり」が見つかったとして軽い物ならリカバリーできるし、大きなことならプランBを検討できる。
なにより。撮影が迫ったこの段階で、演出面について再検討をする時間も欲しいのです。
キャスト、スタッフへの振り落とし。受注案件の前倒し。当日のスケジュールや小道具の手配といって撮影当日のオペレーション周りの検討で忙殺されて、この一週間ほど頭の隅に追いやられがちだった、作品の演出について撮影が間近に迫ったこの段階で、もう一度自分の中に引き戻しておく事、別のアプローチを検討しておく事は、撮影をスムーズかつ納得いくものにするためにとても重要なプロセスだと思っています。
配信情報
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ショートドラマが完成するまではぜひこちらの作品をお楽しみください。