ショートドラマ撮影一日目!サポーティブな座組がありがたい

2日間を予定しているショートドラマの撮影、その一日目が終了した。
スタジオランチボックスは「甥の告白」以降、同じスタッフ(+作品を重ねるごとに定例メンバーが1名、2名増えながら)で動いている。

スタッフも今回の参加キャストもそれぞれ直前まで忙しくしていたので、打ち合わせはすべてオンライン。それも時間を合わせて一斉に、ではなく、撮影、制作、キャストなど、各々個別に打ち合わせをしてきている。
そのメンバーがこのショートドラマの撮影当日、ようやく全員顔を揃えて、一つの(いや今回は3本だけど)作品を作るため力を注ぐことになる。

作品制作という工程で、もっとも気持ちが高揚するのは当然だけどこのパートだ。

一年に一度撮影のために集まるという感じではあるけど、それも今回で4回め。くわえて今回はキャストも再登板組で固めているので、開始前の自己紹介タイムは不要だし、お互いの役割やテンポ感も把握してる。撮影ボリュームも無茶ではないが、イージーモードでもないという程よい感じで、結果長時間ではあったもの(香盤としては30分押しで終了した)終始和やかに進んだと思う。なんといっても制作スタッフが優秀なので、当日は演出と進行に集中できる。

関わる全員が今回も本当に率先してサポートしてくれたのもアリガタイ。

映像作品を作る以上は「これを見たい」「この絵を作りたい」という映像が、演出を担当する僕(主宰・髙橋)にもあるわけなのだが、このショートドラマでは、かなり明確に「この絵だけは形にしたい」と思うカットを明確に思い描いて撮影に臨んだ。

すぐれたスタッフと飲み込みのいいキャストのおかげで、思い描いた映像に出来たと思う。再登板ということも功を奏したのか、キャストから「これを入れてみたいんですけど、いいですか?」とか、やりとりに厚みをもたせるためのアドリブが自然にでてきたこと(しかもすごく面白かった)も個人的には嬉しかった。

カメラマンからも「こういう機材を使って、こういう空気感の映像にしたらどうだろう?」という提案を事前にもらったりしていた(しかもすごいいい案だった)。

関わる人が真摯に渡したシナリオに向き合ってくれて、それぞれのアイディアを投入して、作品に厚みを加えてくれる。それが目の前で立ち上がるのが撮影というプロセスで、だから本当に面白い。

3本の作品のうち、2本は今回の撮影で撮了した。次回2日目にして最終撮影は少し先の話になってくるので、それまでに可能なかぎり編集も進めていきたいと思う。

楽しかった。ありがとう!みんなも楽しんでくれていれば主宰としてはさらに嬉しい。

配信情報

2024年に企画・制作をしたショートフィルム「今日のスイーツに感謝を〜暮高男子スイーツ部〜」がAmazon Prime Video配信中!

ショートドラマが完成するまではぜひこちらの作品をお楽しみください。