StudioLUNCHBOX

フリーランス3年目の映像クリエイター。スタジオランチボックス主宰の高橋雅紀がフリーランスとしての気づき、映像制作、シナリオ作成のTipsなどを紹介しています

仕事がぽしゃり続けた時期を経て、ぼんやりと思い至った事がある

るかっち(@rukacchi1)です。


6月から7月の前半にかけて、仕事がぽしゃりまくりました。
取引先は毎回違うし、理由もそれぞれ違うのですが、
発注をいただいて、少し経ってから

「すいません。◯◯のため、ペンディング(またはナシ)になりました」

というメールなり、電話なりが届くわけです。
中には深夜に「明日正式に発注しますね」とメールをいただき、
翌朝の出勤時に「すいません。あの話はペンディングでお願いします」という連絡が来たこともあり……。

なんでしょうね。
内定が決まって喜んでいた矢先に、内定取り消しを食らった就活生の気分もきっとこんな感じなんだろうなって、リクルートスーツ姿でしょぼくれてる学生に妙にシンパシーを感じてしまったりしました。

先方にも色々事情もありますし、フリーランスという身分だと、ある意味いいように使われるのはしょうがないとは頭では判るのですが、凹まないといえば嘘になる。
いや、がっつり凹みます。
4月位まで割と仕事面では順調で、殆ど切れなかったこともあり、
本来フリーランスなりたての頃に感じないといけない焦燥感みたいな物が、ここに来てどーんっと来たような感じもありました。


ぽしゃりまくったと書いたように、これ、3件、4件と続きました。
4件目くらいかな?
失注のご連絡が来て、どよーんと凹んだ翌日に

「まぁきっとこれはここらで一旦、流れを見つめ直せ、という事なんだろうな」

という内なる声がしまして。
そもそも会社を辞めたのは、会社を辞めても「これをやりたい」という物があったから。
この9ヶ月間、思う存分「やりたい」事をやりましたか?と自分に聞いても、
どこか不完全燃料というか、少し流されすぎたんじゃないかという気持ちもあって。

少しの間仕事をしなくても、さすがにまだ明日のご飯代に困ったりするわけではないし。

いっそ来期以降、やりたい事も思う存分やれるように、今期はその環境整備をしておけよって事なんだろうなと都合よく解釈をして^^。

それもあって、サイトの情報を新しくしたり、新規顧客に営業をしたり、サンプルを作成したり、先行投資的な動きを一月位していました。
まぁこちらのエントリー

rukacchii.hatenablog.com

にも書いたとおり、その必要性は理解していてMBOにも書いていたので。


なのですが。
お客様からの依頼を受けた物を作る事で、長年会社から給料をもらっていた人間からすると、
この先行投資的な動きがどうにも居心地が悪い。

売れるかどうか、必要とされるかどうかもよくわからない物に、自分のお金とリソースを割くのが勿体ないというか、それなら受注仕事をもらってきた方がいいんじゃないか?という考えが頻繁に頭をよぎります。


実際、この間もチラホラと案件のご相談はありました。
お声がけいただいたのに断る理由はどこにもないので「やります」とお返事をするわけです。
先行投資のために進めていた事が中途半端になってしまった後ろめたさもありつつ、仕事が出来た事に少し安堵していると、
見事に数日後にひっくり返る^^;

こうなるともう「最後まで、この先行投資をやり通せってことなんだな」と凹むを通り越して、苦笑してしまう感じ。
結果7月の中頃まで、コツコツMBOに書いた目標をこなしておりまして、
達成できる目処が経った頃、
なんと、ぽしゃりの連鎖も止まったのです!(多分)

結局、これまでのやり方が上手く行かなくなった時って、
これまでの習慣を変えて、自分を変えなさいっていう合図だったりするんだよなぁ、的な思いを今回の経験で強く思ったりしました。 


どうも最近うまくいかないんだよね。と思っている人は
何かを変える時期なのかもしれないよ。

意外に掘り出し物案件も最近は増えている印象です。

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