StudioLUNCHBOX

フリーランス3年目の映像クリエイター。スタジオランチボックス主宰の高橋雅紀がフリーランスとしての気づき、映像制作、シナリオ作成のTipsなどを紹介しています

新作短編映画『あたらしい歌』キャストオーディションを行います。

 

制作意図

初の制作ワークショップを成功させた高橋雅紀が、4年ぶりにホームブランドのスタジオランチボックスで短編映画の制作を再開

煮え切らない中年男が甥の勇気ある告白に感化され、人生を見つめ直すホームドラマ「甥の告白」に続く本作は、父の死による心の傷に悩まされながらも夢を捨てられず悶々とする若い作詞家の再生を描く物語

スタジオランチボックスらしい暖かみのある物語を、映像ディレクターに転身して以降積み上げてきた経験をフルに使って、パワーアップした映像表現でお届けする感動作。三年に渡るコロナ禍が収束に近づき、抑え込んでいた物を開放し人生を再び取り戻そうという今の機運にふさわしい一作です

作品概要

主要登場人物

篠田 真央(27・しのだ・まお)

高倉 若菜(27・たかくら・わかな)ミュージシャン

篠田 大知(50・享年・しのだ・だいち)故人

篠田 真宙(21・しのだ・まひろ)まもなく新社会人

篠田 真弓(52・しのだ・まゆみ)真央の母

弊団体の特色

作家性や監督の「色」を過度に依存せず、脚本、撮影、演技、編集といった映像表現の普遍的な要素を一つ一つ丁寧に高める事で、ひとりよがりな作品になる事を避け、短編映画、インディーズ映画に馴染みのない人でも楽しめるエンターティメントを届けています。
そのため脚本はシナリオコンペ受賞歴のある複数のライターが意見を戦わせ、何度も改稿を重ねた上で決定稿に落とし込みます。映像のクオリティを決定づける技術スタッフはプロとして活動しているスタッフを起用。予算的制約の多い中でもできうる限り最高のクオリティを追求します。
また当団体は「監督の意見は絶対」という膠着した力関係とは無縁です。
参加する全ての人に「作品を良い物にする」ために意見を述べる自由があり、その意見が実現可能で作品に貢献するのであれば、リハーサルでも撮影時でも時間の許すかぎりその提案を試します。
参加者が主体的に作品作りに関わる事は作品を良いものにするため不可欠だと確信しているからです。

契約について

拘束時間は撮影前リハーサル2日と各人の撮影日になります。

リハーサルについては1回目は顔合わせ・本読み。2回目は立ち稽古、及び衣装合わせ。
共に3時間〜4時間程度を予定しています。

撮影日は全体としては3日を予定していますが、主役以外のキャストについては、半日〜1日拘束を予定しています。
撮影時間は原則朝8時〜夜20時までの12時間に設定します。撮影の進行に応じて20時以降の拘束をお願いする事もありますが、終電に間に合うよう順次開放しています。
リハーサル・撮影時共に「作品紹介用」「団体紹介用」にスチルや動画の撮影を行います。
また出演にあたり本作品の宣伝活動(Web、映画祭、上映会への登壇)にもご協力頂きます。
詳しい条件については、正式オファーの際に再度ご提示させていただきます

作品完成後の展開

仕様

作品尺:25分〜35分

撮影期間:10月後半〜11月初旬を予定(現時点では11月中が濃厚です)

撮影日数:最大3日を予定

ロケ地:都内を中心とした関東近郊

ギャランティの有無:あり。金額は応相談にて決定させてください

作成後の展開:

  • 自社Youtubeチャンネルにてオンライン配信
  • 映画際への出品
  • アマゾンプライムビデオ、DOKUSO映画館など各種配信サービスでの配信
  • 宣材として流用可能な完パケデータを参加者に送付

募集キャスト

篠田 真央(27歳)

主人公。元ミュージシャン(作詞とキーボード担当)。バンドのライブに誘った父が来場途中で事故死した責任を強く感じて、後ろ髪を引かれながらもバンドを辞めた。音楽への情熱と父への罪悪感の板挟みに悩んでいる。

性別:女性
あると望ましい要件:きれいな字が書ける、作詞、タッチタイピングで文字入力ができる事、ピアノまたはキーボード演奏、料理(一般的な家庭料理で可)

高倉 若菜(27歳)

真央の元バンド仲間。バンドを解散した後もピンのミュージシャンとして活動を続けている(作曲とギター、ヴォーカルを担当)。くすぶっている真央を気にかけ、5年ぶりに接触「あたらしい詩を作って欲しい」と切り出す

性別:女性(男性での応募も検討します)
必須の要件:歌、ギター、キーボードなどの楽器演奏経験
望ましい要件:バンド経験、歌手活動の経験

篠田 真宙(21歳)

真央の弟(妹)。大学4年生。自分の進学のために姉が夢を諦めたと考えており、心密かに気にしている。

性別:性別不問(脚本上は男性)

篠田 真弓(52歳)

真央の母。

性別:女性
必須の要件:定職についている、という設定に相応しい髪色、外見の方。または撮影期間中調整いただける方

篠田 大地(50歳)

真央の回想・幻覚として登場する。誘われた真央のライブに行く途中で事故にあい帰らぬ人になる。真央の罪悪感の象徴として劇中に登場し、真央を苦しめる。

性別:男性
必須要件:ごく一般的なサラリーマン、という設定に相応しい髪色、外見の方。または撮影期間中調整いただける方

選考プロセス(募集締切から決定まで三週間程度)

全役共通:一つでもスタジオランチボックスの作品を見ている方

未見の方は作品を見てから応募するかどうかをご検討ください。

ほとんど作品はこちらより視聴できます。

事務所所属の方は事務所の了解を得てから応募してください

参加方法

以下の応募フォームに必要事項を記載の上、お申込みください。

オーディションに申し込む

応募される前にスタジオランチボックスの作品を一つでもご覧いただき、当団体の作風をご理解いただいた上でご応募ください。

ハラスメント対策

高橋雅紀が主宰するスタジオランチボックスでは、これまでも参加する方々が思う存分自分の能力を発揮していただけるように安全で風通しの良い現場づくりをこころがけてきました。

全ての参加者が心身共に安全だと実感できる撮影環境を整える事。それは制作責任者として最低限の責務です。当団体ではさら一歩進めて「参加者がなんの気兼ねもなく、意見やアイディアを提案し、可能な限りそれを試行し、全員で作品を高めていける」現場になるように以下の事を心がけています。

  • 監督及び制作スタッフは、制作に対していかなる事由があっても、キャストに対して暴言、暴力、無視、威圧的な態度などの行為を行わないよう努めます。
    同様に、キャスト間、スタッフ間であっても同様の行為を行わないように注意喚起いたします。
  • 当作品では性的な表現、殴る蹴るといった暴力的な表現は現時点で予定されておりません。そのため当作品の制作で参加者間での不必要な身体的な接触は原則行わないものとします。
    仮に制作を進める上で該当する表現が作品の質向上に寄与すると判断された場合でも、そのシーンを担当するキャストと話し合い合意を受けた場合のみ採用します。
    また、ピンマイクを仕込むなど技術的な問題で身体的な接触が発生する場合も、必要な場合だけ、社会通念上適切な箇所にのみ行います。同性のスタッフがその場にいる場合は同性スタッフに対応をお任せします。
  • キャスト選考が終了し、役をオファーさせていただく段階で、台本とギャランティを含む契約内容をメールにてご連絡しています。参加者にはその情報を元に、実際に参加するかどうか検討いただいています。
  • プライベートな事柄の開示を要求することはありません。
  • 参加者からいただいた連絡先へ作品制作に関する事以外で連絡を取ることはありません。
  • 参加者から制作に関してご意見や苦情をいただいた場合には速やかに対応をとります。
  • 顔合わせ&WS、衣装合わせ&WSなどの開催後に懇親会は行いません。作品完成後、通常であれば上映会後に打ち上げを行います。自由参加であり、長くとも2次会まで、日付が変わらないうちに終了する事にしております(現時点で開催すると決定したものでありません)。