スタジオランチボックス主宰、高橋雅紀です。
2019年、スタジオランチボックスは初めての長編映画制作を開始しました。

短編映画にウェブドラマ、そしてボイスドラマなど。
私達はこれまで数多くの短編を手がけてきました。

だから私達は知っています。
作品の長さと、作品の面白さは正比例するわけではないということを。
わずか15分の作品でも、人の心を動かすことはできることを。


その私達が初めて手がける長編映画のプロジェクトです。
手を伸ばしたらすぐにつかめてしまうような、安易なプロジェクトにはしたくないと思っています。
ただ時間を引き伸ばしただけの、凡庸な作品を世に出したくないと考えています。

これまでのノウハウやリソース全てを注ぎこんでもまだ足りない。
自分たちにとっても、やりがいのあるプロジェクトにしたいと思っています。

もちろん、お客様に劇場まで足を運んでいただき、楽しんでもらう作品に仕上げることはマストです。

長編ならではの緻密な(しかし分かりやすい)ストーリーライン
多面的に描かれた登場人物がおりなす人間模様
劇場という大きな画面で見る事を想定したスケール感のある映像表現
「今」という時代を反映させた斬新なテーマ、など

自分達が、映画に求める面白さはなんなのか?
再度問いかけ、その答えを作品に丹念に練り込んでいくプロジェクトにしたいと考えています。


この作品は、劇場での公開を視野においています。

そのため「今、劇場で映画を見るという事」の意味も問いかける事になるでしょう。
スマートフォンと動画配信サービスの普及で、映画はいつでもどこでも手軽に見れる物になりました。
そんな時代に。
劇場という場所に足を運んでくれたお客様は何を求めているのか?

その答えを自分なりに見つけだし、これから生み出す映画に投影する事が、
このプロジェクトから生まれる作品を、お客様に愛される映画にすると考えるからです。

また国内国外を問わず映画祭への出品も視野に入れています。


このプロジェクトは、私達にとってゴールではなく、次へのスタートです。

二度と作り出せない傑作に仕上げるため、このプロジェクトに全神経を集中させるのはもちろんです。
一方で、長編を作り上げるプロセスで得たノウハウや、人・物などのリソースは次のプロジェクトに活かしたい。

そのために、プロジェクトの過程は極力「制作日誌」という形でドキュメント化していきます。
「企画の立ち上げ」「キャスティング」「資金の募り方」など各工程ごとに実際に発生した問題や、対処方法、次への課題などをまとめておくことで、これからのスタジオランチボックスの活動に役立てたいと思っています。


2019年、スタジオランチボックスは初めての長編映画制作を開始しました。
そして、2020年中の公開を目標に、すでに走りはじめています。