長きにわたって準備をしてきた短編映画「いのち、ひかる時」の撮影が9月15日についに行われました。

晴れ間の少ない今年の9月。
撮影当日もご多分にもれず、というか朝起きたら土砂降りの雨で、圧倒的な実力を誇る晴れ男の主宰を持ってしまっても「これはどうしたものでしょう」と悶々としながら、現場へと向かいました。

予定では、朝8時から石神井公園周辺での撮影を開始。
ヘアメイクの都合もあって、先発隊数名は午後がっつりとお借りするスタジオへ7時入り。
主演の笠原千尋さん、福原悠真くんのメイクを済ませる間も、主宰の気がかりはこれから撮影する公園のこと。

すでに雨は止んでいましたが、あの激しい降りっぷりでは、使用する予定の場所も雨でびしょびしょ。
使い物になるのかすらん?
なんて思っていたら、やはりロケ地はびしょびしょでした。

すでに本隊であるカメラマンやスタッフさんは機材を降ろして現地に集結。
まぁ「やるしかないでしょう」ということで、予定通りに撮影を開始することになりました。

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すでに多くのキャリアを積んでいる笠原さんの安定した演技と
今回がほぼ初めての撮影経験という福原君にナチュラルさが、想像以上に違和感なく同居していて、
キャスティングに妥協しないで良かったな、としみじみ。

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久しぶりにしっかりとした力量のあるカメラマンさんに撮影を依頼し、
そのカメラマンさんが連れてきた照明さんが作りだす絵は、やはりカメラマンではない主宰では、絶対に到達できない素晴らしく美しい絵で、それだけでのテンションが上がります。

この一年いろんな局面でお世話になっているパントマイムアーティストのSATOCOさんも、ホントに小さいシーンのために駆けつけてくれました。

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新旧入り乱れたスタッフ&キャストにもかかわらず、いつものように和やかに、そして比較的スムーズに撮影を進みます。とはいえ蝉の声や、工事の音に、ちょくちょくと中断をされた事や水たまり処理なんかもあって、一時間押しで外ロケを終了。メイン会場のスタジオへ向かいます。

今回、制作を手伝ってくれたスタッフは総勢5名(プラスエキストラの方や出番の終わった方が率先して協力してくださいました)。

記録をつけたり、撮影中のお手伝いをする前線部隊と、
お弁当を用意したり、次の撮影場所を準備したりするバックエンド部隊の2種類に分かれていたので、
変な待ち時間が発生することもなく、次から次へとスタジオ内を移動しながら撮影を行うこととなりました。

学校物は以前にも撮ったことがありますが、
実は授業風景を撮ったのは今回が初めて。セリフもなく、わずか1シーンのためにたくさんのエキストラが集まってくれました。

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午前中の公園での撮影から同行してくださった「いのち、ひかる時」の出版元である河出書房の河出様に続いて、午後の部では著者の本間さんと息子さんの光太郎くんも、スタジオに遊びに。
撮影風景を見学していただくことができました。

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当初から主宰は「一時間押しくらいかな」と思っていたのですが、機材返却の都合もあって、あんまり押せないということが発覚。
焦らず、急いで、なんとか30分押しで、すべてのシーンの撮影を終了。

さて、後片付け。
という頃には、バックエンド部隊がほぼ9割がた現状復帰を果たしていたので、撤収もとても鮮やかかつスムーズ。

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本当に期せずして、まさかここでなるとは思わなかったスタジオランチボックスの総力戦。みたいな撮影は、
大きな事故もなく、楽しく、いいスピード感を維持したまま、無事終了しました。

関わってくれたすべてのスタッフ、キャスト、そしてエキストラさんに感謝します。
さぁ、あとは編集作業。
このクオリティをきっちり作品に落とし込むために頑張ります!