生活保護という制度を取りまいている状況を比較的客観的な視点で論じられていると思う。

「受給が中々許可されない」「生活保護を受けていながら遊んでいる」という世間でよくある批判に対して、丁寧に「そうじゃないんだ」という事を説明されている。

個人的に著者のバランス感覚に信頼感を感じるので、全面的に著者の意見に賛同できなくても、一意見として受け止める事ができる。

後半に展開される「自立支援の為の生活保護」という著者の提案は、まさにその通りだと思うし、現行の制度がそうなっていない事にむしろ違和感を覚える。