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どもですたい。覆面旅人タカハシです。
思いつきで始めた旅動画。まさかのっ!

というかやっぱりのっ!
続編「18きっぷでぷらっと日帰り旅行〜久留里城へ行ってきた〜」
いかがでしょうか?

まだ見てない?
こちらをどうぞ!


今回動画を編集していて、改めて思ったのは
ドラマシナリオを面白くする法則は旅動画でも有効だ、という事でした。

たとえば?

1.旅の目的は最初から最後まで一貫している方が面白い

物語というのは、主人公が欲している何かを得ようと行動する事で前へ前へと進んでいくわけです。

ゼロ・グラビティなら「地球へ帰りたい」という欲求を満たすためサンドラ先生は宇宙空間を彷徨いますし、
キャプテン・フィリップスなら「海賊の手から自分と部下の命を守る」ためにフィリップス船長は海賊と色んな駆け引きをするわけです。

通常、この主人公の欲求は一つの物語につき、一つ。
途中で入れ替わったり、複数の(最上位の)欲求があったりすると、その物語はご都合主義に感じられたり、主人公の葛藤が薄くなってたりして、満足感の足りない作品になるわけです。

旅動画も同じで、一つの動画内で旅人の欲求が一つ、という状態が望ましい。
しかもこの欲求はシンプルに説明できる方がいい。

今回の旅動画でいうなら仮に「久留里線に乗ってみたい」という欲求と、「久留里城に行きたい」という欲求。二つのストーリーとして構成したら
動画の中盤で、旅人の欲求が変わってしまって、まとまりを欠いた内容になったでしょう。

編集段階で「久留里城に行きたい」という欲求を満たすために旅人タカハシがウロウロする、というストーリーとして構成すると決めて、久留里線の車窓や上総亀山での右往左往をバッサリと削った結果、程良い満足感を得られているのではないかな?
と思っているんだけど。(得られていないなら、それは僕の編集テクか撮影テクか何かが足りないのです)

2.障害がある方が面白い

「どうしてそんなひどい境遇に放り込むんだよ!」って位映画でもドラマでも主人公は窮地に追い込まれます。
障害を脱する様こそが映画やドラマの見所で、むしろ順調に進んでる所なんかは軽快な音楽に乗っけて3分位で流されてしまうわけです。

実録で、しかもただのリーマンの日帰り旅行者タカハシには、宇宙から帰還するサンドラ先生ほどの大きな障害は起こりませんでしたが、
それでも、道に迷ったり、撮影中にSDカードの容量がいっぱいになったり、山道がきつかったり、閉館時間の壁に阻まれ美しい夕焼けを撮影できなかったりと、小さなアクシデントはいっぱい起こりました。

もし、久留里駅を降りて順調に久留里城まで到達できていたら、その間に撮影した絵のどれを使ったらいいのか、
編集者タカハシは頭を抱えた事でしょう。
なぜなら、障害がないとキャラが見えてこないからね。

2.キャラ(個性)が見えないとツマラナイ

映画のオーディオコメンタリーを見ていると
「視聴者が見たいのは、つまるところストーリーじゃなくて、キャラクターなんだよね」
という趣旨の発言が良く出てきます。

僕らは「ストーリーが面白い」と良く口にしてしまうのですが、本当はキャラクターが、自分の欲求を満たすために、自分なりのやり方で障害と対峙する、その様が面白いんだと思うんですよ。
そうだとすると旅動画も、大事なのは旅人の人となりが「見える」事なのかなと思いました。
(顔だしてないけど^^;)

「旅」って言葉から連想されるのは、ついつい美しい夕焼けだったり、眼下に広がる深い谷だったり、景観に関する事になりがちですが、
本当はその美しい夕焼けを見て「どう感じたのか」とか「それをどう撮影したのか」とかに「見える」旅人のキャラクターなんだろうな、と思いました。

正直かっこわるいので切ってしまおうと思った「めんどくさ」とか「つら」的な、
自然と口に出た言葉を残したのは、まぁそういうヘタレ旅人という属性を持っていた方が、見ている人が楽しめるのかもしれない、と思ったからでした。


というわけで、面白い旅動画を作れるようになれば、面白いシナリオも書けるようになる!
かもしれないので。

この旅動画はランチボックスの正式なコンテンツとしてしばらく続けてみようと思っています。
ラクな上に楽しいしね。

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