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どもですたい。
というわけで、映画作って、踊って、オーディオドラマ作って、時々飲んでしているウチに、年末です。

今年もたくさんの本を読みました。
年の初めの頃は、せっかくだから一冊づつ読んだ本の感想かなんかを、
つつつっとブログにしたためようかと思ったりもしたわけですが、あえなく挫折。

なので時流にのって、今年の○冊的な企画をしてみようと思います。
ネタの閑散期というわけではないですが、

小説を扱う、フィクション部門と
それ以外を扱う一般書部門とにわけてみようと思います。

まぁ、ビジネス書を読む人は、小説も読みますが
逆はそうでもないって感じもしますしね。

では今日は、フィクション部門。
フィクションであればいいわけなので、漫画も対象範囲に入っているのですが
タカハシは漫画をほっとんど読まないので、ほぼ小説のみが対象になります。

では行ってみましょう!

第三位は「折れた竜骨」米沢穂信

折れた竜骨 (ミステリ・フロンティア)

中世のイングランドを舞台にした(しかし若干ファンタジー設定入ってる)密室ミステリー。
ネタバレになりかねないので、感想が書きにくいのですが、現代とは異なる世界を舞台にしているため物語だけの特殊設定が数多く出てきます。
(魔法が使えたり、死なない人間が出てきたり)

この物語がミステリーとしてスゴイなと思ったのは、そういった特殊設定がキッチリ、ミステリーの謎の部分に組み込まれていて、違和感なく同居している所。という感じでしょうか。
著者の他の本と比べて割と起伏のある物語なので、普通にエンタメとして楽しめると思います。

第二位は「マリア・ビートル」伊坂 幸太郎

マリアビートル (角川文庫)
盛岡に向かう東北新幹線の中で殺し屋同士が殺し合う。ただそれだけの非常にシンプルな舞台設定。
伊坂さんらしく、伏線の張り方、出し方が絶妙で途中で本を閉じる事が出来ませんでした。
新幹線で東京から盛岡までの区間、つまり3時間程の短い時間で起こる出来事なので、たるむ部分が少しもなく、疾走感を保ったまま最後まで突き進む、これぞエンターティメントといった感じの本でした。

第一位は「アンダー・ザ・ドーム」スティーブン・キング

アンダー・ザ・ドーム 1 (文春文庫)
正直な話、色々と不満はあるんですよね。

主人公があまり主人公として機能していないとか、オチの他力本願具合とか「え?それで終わり?」という気分になったのは事実で、他の作家が描いたら,致命的な傷になったと思うわけです。
それでも「一位だよな」と思ったのは、キング特有のねっとりとした描写で世界が壊れていく様を描いた前半から中盤にかけてのストーリーテリングがやっぱり素晴らしかったのと、クライマックスの徹底した地獄絵図の凄まじさに後半800ページを文字通り一気読みさせられてしまった、

その事実を正しく数値に組み込むべきだな、と思いました。

と、いうわけで
フィクション部門は以上でした。

明日は一般部門行きますです!