高知に行ってきた。
毎年、この時期に来ているので、気持ち的には『戻って来た』という感覚も少しある。

目的は、今年記念すべき60回を迎えた、高知のよさこい祭りに参加するため。
飛行機が苦手なボクは、新幹線と南風号(岡山と高知を結ぶ特急)を乗り継いで、ひたすら陸路を突き進むという、
鉄分がないと(ありますが)キツイルートで高知入りした。

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数年前に改装されて、めっきりキレイになった高知駅を降りるとまっすぐ会場に向かった。最初で最後の全体練習があるのだ。

通常のチームは、高知(または各地地元で)で五月くらいから練習を行うのだけど、ボクがいるのは各自練習用のDVDでフリを覚えてきて、前日に初めて全体練習。そのままぶっつけ本番で2日間踊るという、

良くいえば敷居が低い、悪くいえばいい加減なチーム。

踊りの美しさとか、
よさこい大賞めざしてとか、

そんな事は端から眼中になくて「ただ二日間、飲んで食って、ついでに踊って楽しみましょう!」という目的で集まってる。
気がつけばボクは9年間もこのチームにいるらしく、毎年参加してくる定例メンバーとの年に一度の同窓会、的な楽しさもある。

事前練習に、決起会、さらには市内在住の友人をまじえての二次会と、日付が変わるまで遊び倒した。

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翌日、翌々日は、よさこい祭り本番。
今年の暑さは尋常じゃなかった。

1日目は、歩道を練り歩く上町、商店街の車道を封鎖して作った枡形、高知城に高知駅と、一回から二回くらいで踊りきれる軽めな演舞場を回って、メイン会場の追手筋に入った。

追手筋は片側2車線、全部で4車線の道路を完全封鎖し二組のチームが併走して踊りぬける、高知のよさこい演舞場の中でも一番気分のアガル競演場。
特に日が暮れてからは最高で、地方車(じかたしゃ)と呼ばれる先導車からのライトを浴びながら、自チーム、そして隣のチームの音楽が爆音で流れる中を踊るのは、ちょっと他では味わえない体験だ。

気持ちよく追手筋を踊り抜けた後は、暑さでバテてるメンバーの体調を考え早めの解散となった。

まだまだ遊び足りないメンバーで、ひろめ市場に繰り出した。
フードコートの居酒屋版といった趣のひろめ市場は、人で溢れていて席が空く気配がない。
地元メンバー馴染みの屋台の、日頃は使っていないカウンターを特別に空けてもらう事で、ようやく席を確保できた。

夕食代わりにカツオのタタキとビールをかっこんだ後は、8年ぶりに会う踊り子仲間と合流し、〆のラーメン。
8年間の間に互いに起こった境遇について報告しあった。

2日目。踊りはじめが遅かった。
後で聞いた話によると年々チームは増えているのに、会場は一つ減ったらしく、どの演舞場でも待機中のチームが溢れていた。

結果的に、踊って、移動して、隊列組んで、また踊る。
という具合に、一番気温の高い時間での怒濤の4連続演舞という、体力の限界に挑む過酷な戦いになった。

日本三大がっかり名所、はりまや橋そばの播磨屋橋商店街から、再びの追手筋、僕らが行ける演舞場としては最長の長さを誇る帯屋町商店街、そのまま中央公園ステージと、よさこいのクライマックスを必死に楽しんだ。

最後は梅の辻。閑静な住宅街にポツンと一つだけある演舞場で、横幅が広いのと、大きくカーブしているのが特徴の演舞場だ。
最後という事もあり、かなりハイな状態で踊りきった。


衣装を返して「また来年も会いましょう」とメンバー達と握手を交わす。

今年のよさこいも終わった。