少し前の話になるけど、若手役者とサシで食事をする事になりました。

彼の事は以前から知っているし、出演する舞台の誘いをこまめに送ってきてくれているので、
久しぶりという印象はないのですが、
実はサシでじっくりと話したのは多分これで三度目……。

正直にいうと仕事が絡まず、会う事になったのは今回が初めてでした。

舞台をメインに活躍している彼は、ここ半年程コンスタントに舞台を重ねていて、
「イケメン」カテゴリーに入る彼らしい、若者向けのポップな舞台から、
小劇団界隈で名前の通った演出家さんと組んだ渋めの演目まで硬軟取り混ぜた、良いキャリアパスが築けているな
常々と思っていたので、その事を告げた。

ただ漫然と「楽しいからやってます」だけでは、こういうキャリアパスにはならないと思うので、
日頃から自分にとって「今しかできない事はなにか」「将来的にどんな役者になりたいか」を自分に問いかけているんだと思う。

いい意味での、したたかさを感じて
今後の彼の活躍が益々楽しみだな、と思うと同時に……

この人、もうウチには出てくれないかもしれないな、と思ったりした。
いやいや……。

出てもらえるように、俺もしたたかにキャリアを重ねていくのだ。