シーケンス 01_2

気がつけば、このシリーズも8回目。
今回はキャスティングについて書いてみます。

公募しても、人が集まるとも思えませんが^^;
ウチでは過去にオーディションをした事はありません。

ではどうやってキャストを集めるかというと、
ほぼ百パーセント、役者、スタッフ、知り合いの監督からのご紹介
という形を取ってます。

「こないだ一緒に舞台出ていた○○さんが今回の役にピッタリなんで」
「あの作品に出てた彼女に、ぜひウチで」

といった感じで、
コネフル活用で一本釣りしていくのが、ウチのキャスティングのスタイルです。

ついでにいうと、ボクは過去に出てくれた役者をしつこく使うタイプです。
今回も最低二人は連投組になる予定。

ではどうやって一本釣りする役者を選ぶのか。
ウチでは判断材料にしているのは

1.映像素材、または舞台での演技
2.ブログ、ツイッター、フェイスブックなどのSNS

の二つです。

1では主にテクニカルな面を
2では人柄や経歴を

見ています。

手間を惜しまず、会場に足を運ぶ事は大事

ボクは過去の出演者、スタッフが関わる舞台やイベントには、極力伺うようにしています。
純粋にイベントや舞台が好きだし、お互い様ということもありますが、
知らない役者(スタッフ)と知りあいたいから……という側面も強いです。

実際にホンキの演技を見れるのは舞台の本番や、劇場にかかった映像な筈で、
そこでいい演技をしている人なら、技術面で信用していいだろう。
と思うのです。

もし「ランチボックスの映画に出たい!」という奇特な方は
舞台の案内や上映イベントの案内をくださるといいですよ!

文章に人柄はにじみでる

舞台や映像で「この役者いいな」と思った人は、とりあえず帰りの電車の中でスマホで名前を検索。
ツイッター、ブログを見つけたら、つらつらと流し読みしてみます。

ご飯の事しか書かない人もいれば、告知しかしない人もいる。
ファンとのやりとりを密に行う人もいれば、
自分の感じた事を、ポツポツと文字にしていく人もいる。

過去の経歴、趣味嗜好、色んな事が書かれているので、
お決まりの就活用かよ!っていう自己PRより、
よっぽどその人の普段の状態が理解できるツールだと思います。

時々、ブログもツイッターもフェイスブックもやっていない役者がいますが
ボクはすっごい損してる
と思います。
舞台見て「うわーあの役者いい役者だった」と思って検索して
ブログとかツイッターとか出てこないと、興味が持続できないですからね。

告知にしかブログやツイッターを使ってない役者も損していると思います。
「舞台(イベント)に来て欲しい」という投稿側の気持ちも分かるのですが、

見ている側としては
これから俺がオファーをしようとしているこの役者はどんな人なんだろう?
という、人としての在り様みたいな部分が知りたいんですよね。

その人の人間性がうかがい知れるエントリーや呟きがないと、
「一緒に仕事やっていけそうだな」という予感を持てないというか……。

顔合わせといいつつ、ほとんど雑談

そんなわけで今回の新作でも、
舞台を見てピックアップしたり、過去作の出演者から紹介してもらった人へのオファーを行いました。

前回説明した企画書とシナリオを、メールでご挨拶と一緒に送って、
時間を設定して一時間程の顔合わせを行います。

事前に企画書もシナリオも送っているので、
顔合わせに来てくださる時点で出演いただける前提でお会いする事が多く、
ギャラとかお願いしたい役とか、拘束日数の事を最低限伝えた後は、ほとんど雑談ばかりしています。

演技論の話とか、過去の仕事での面白かった話、やってるバイトの話など
雑談それ自体が楽しい時間です。

次回はロケハンか、スタッフか?
かな。

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