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シーケンス 01_2

まずはシナリオの企画から

「映画作ろうぜ!」
そう思ったら、まずシナリオの企画を作ります。
いきなり、シナリオじゃないのです。

自主制作の短編の場合
シナリオライター=監督、または仲良しの友人
という事が多いと思うので、

ここで創る企画は自分が作品のスケール感をつかむためだけの物でいいはず。
ボクはペラ一枚に、自分が作りたい映画の外枠をザザザっと書いてきます。

企画意図、
作品のメッセージ、
作品のデータ(媒体とか、何分位とか、ターゲットとか)
主要登場人物(想定キャスト)
あらすじ

位を乱暴にリスト書きしています。
曖昧模糊とした状態で、いろんなアイディアが浮かんでくる段階なので、
いろいろ企画に書きたくなりますし、実際書いてますが
悲しいかな……。そのほとんどはシナリオに反映される事なく削ぎ落とされます。

ので、あまり細かい所まで詰めようとしない方がいい様な気がしてます。

自主制作ならではのシナリオの注意点

作りたい映画の企画ができたら、シナリオです!
ボクはシナリオスクールの講師ではないので、シナリオの書き方やコツなんかは割愛し(下記に参考書籍を上げました)

僕が自主映画のシナリオを書くときだけ、気をつけている点を幾つか上げてみようと思う。

1.自分の日常の延長線上にある物語を書く
ファンタジー世界とか、時代劇とか、モンスター物とか、
美術、特殊メイク、さらにはVFXまで動員しなくては作れない物語を僕は書かないようにしています。

刑事物、医者物と言った職業物も多分厳しいです。

2.シナリオは30分以内!できれば25分以内!
自主映画にとって、各地で行われる映画祭は貴重な上映機会です。
そして短編部門の尺の上限は、大概20分~30分以内の間。
それを超えると出品できる映画祭はグンと減るので、長くても30分。
25分以内という映画祭も結構あるので、個人的には25分以内には収まるシナリオを書いています。
ちなみに今回は29ページ。長さとしては微妙なラインです。

3.モブシーンとか作らない!
   広々とした会場に、満席の客。
   ◯◯、客席の拍手を受けて立ち上がる。

ヒトを集めるのが大変なので、上記の様なシーンを作らないようにしています。

つまりは
身近な題材で、主要人物だけで展開できる25分位の物語

になるようボクは心がけています。
ただ、どうしても話がこじんまりとしてきて、小さくまとまってしまってるな、という気持ちもあり……。
この辺は判断が難しい所です。

アクションとか時代劇とかやってる団体もありますしね。

執筆は3週間

今回はMAX、30分尺の作品にしようと思って書き始めて
(週五でシゴトしながら)

初稿が紆余曲折を得て10日弱で完成。
一週間寝かせて
第二稿が、土日月の3日。
第三稿が、一日。

計20日程かかってます。
少しのんびりした感じではありますが、

シナリオの不備を、撮影段階とか、
編集段階で何とか出来たためしが僕はない
ので^^;

撮るごとにシナリオ執筆の期間は長くなってる気がします。

シナリオが完璧になる事は、多分ありません。
それを待ってると作品が完成しないので、ある程度の所で切り上げて
とりあえず、次のフェーズ。

僕がブレイクダウンと呼んでるフェーズに進みます。

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