新作の準備をしている。
恐ろしいことだ。

次に作るものがとんでもない駄作になってしまうかもしれない。
そうはいかないまでも、前作に到底及ばない出来になってしまうかもしれない。

今、観てもらってる作品の評価が良ければ良いほどに、
ハードルは高くなる。

次は越えられないかもしれない。
なんとか超えられたとしても、その次こそ超えられないかもしれない。

今、自分の作品を本心から「良かったです」と言ってくれている人に
リップサービスで「良かったです」と言わせてしまう様な事態になってしまう事が、とても怖い。

結局のところ、作品を作る=自己満足で
正直な所、誰も過度な期待をボクに持ってはいないのだから、
気にする事はない。

全ての作品で二塁打とか、本塁打とか、打てるはずもないのだから、
次がダメでもその次がある、と思いつつも

やはり不安にはなる。

何年も職業デザイナーをしてきて「怖い」と思った事がないのに、
なぜ映画制作だと思うのか。

作品の生殺与奪を握ってるのが自分だから。
なのかもしれない。
誰かに「駄作になった」責任を押しつける事のできない立場だからなのかもしれない。

みたいな事を考えてる。