『鴨川ホルモー』 by 万城目 学
誰もが「ホルモン」の間違いじゃないの?と思っている所を、饒舌でもったいぶった語り口でそれを否定し、ぬるぬると独自の世界へと引き込んでいく。
確かにオリジナリティで固められた世界観を作っているものの、その実は「冴えない男子学生が惚れた女に釣られて入ったサークルにどんどんのめりこんでいく」という
まぁ、これをテニスサークル辺りでやったら、誰も買わないような、しごくありふれた大学生活を書いた物語。
でも、その独自性というか、意外性と、その下に流れる普遍性のバランスが、とてもとても心地よく登場人物を愛さずにはいられない。
なかなか、オススメの一冊

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