『迷走する帝国 - ローマ人の物語』- by 塩野七生
毎年、この時期に刊行される「ローマ人の物語」の文庫。
毎年楽しみに読んでます。
五賢帝の時代が過ぎ、近隣の環境の変化や、内政上の失態から、急速に衰退していくローマ帝国の姿が書かれています。
上・中・下を通して、その衰退の原因とされているのは、皇帝の在位の短さ。
最長でも15年(しかも半分は共同統治)しかなく、皇帝と呼ばれる人達が乱立した為に、政策の統一がされていなかったことが国力を弱める事になったと、分析しています。
時期が時期だけに
5人も6人も総裁選に立候補する、「総裁」という物の意味の軽量化や、
一年単位で、首相が変わる、どっかの国のトップ
の事が想起されまして、あぁ僕らも衰退期にいるのかなぁ、などと少し気鬱になりました。

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