『悩む力』 by カンサンジュン
ファイヤーフォックスだとコピペが出来ないTOT、のでカンサンジュンは、カナで。
この本を読んで、悩み力、みたいなノウハウが手に入ると思っていたら、ガックリ来ると思う。
というよりも、読了後には「物事はそんなに簡単に結論が出る物ではないのだ、解決法がパッと提示される物でもないのだ」という、まぁ当たり前の事実を、受け止める事ができる(人も出てくる)。
現代を生きる人間の、典型的な悩みを、著者の体験と、夏目漱石、マックス・ウェーバーの著作を交えて、著者なりの見解が描かれている。
自身に問いかける、その問いのレベルが、かなり庶民感覚、凡人感覚に近いのが売れている理由ではないだろうか?
それなりの生活はしたいけど、魂を売り渡してまで金、金いうのはどうも・・・とか、物事を客観的に見て、取捨選択しきれない、その悶々とした感じに親近感を覚える。
悶々と悩み続け、そして突き抜けろ、という最終章のメッセージも、潔くて個人的には、肯定したいメッセージだった。

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