『坂の上の雲』 by 司馬遼太郎
年初から、少しづつ、少しづつ読み続けて本日最終巻を読み終える。
長かった。
松山出身の3人の若者を中心に、日清、日露戦争期の日本を活写した重厚な作品。
正岡子規もその一人なのだが、構成上中間地点で亡くなってしまい、以後は日露戦争一色になってしまうので、前半ここまでクローズアップされる必要があったのかどうかに疑問符がついた。
後半の日露戦争の描写は戦争物として、それはそれで面白いのだが(特に203高地攻略の辺りは、ページをめくる手が進む)
前半、時代の中に悩みつつも、自身の生き方を模索していく青春群像色が強かったのから、あまりにトーンが変わるために、とまどいを感じた部分も多かった。

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