『蟹工船』 by 小林多喜二
昨今クローズアップされているワーキングプアの状況が、この小説の労働者の境遇と同じじゃん!
と誰かが言ったために、今年になって売り上げが伸びている作品。
内容は平たくいうならば
「劣悪な環境で、奴隷のような労働をされている者達。次第に団結して一度は決起するも、実にあっけなく潰されてしまう。」
末尾に、その後再度決起して成功させる事がふれられているのが若干希望を感じられる部分だろうか。
昔の小説だと言う事、東北なまりが多用されている事などから、とにかく読みづらい。
またあまりに汚い描写が多くて(内容上しょうがないのだが)、ページをめくる手が中々進まなかった。
また、この小説の境遇と、今のワーキングプアの境遇は同じ、というのは幾らなんでも言いすぎじゃないの?と思ってしまったのは、僕が運がいい事に、ワーキングプアの範疇に属していないからなのかもしれない。
党生活者という作品も収録しているのだが、興味をもてないので、読んでない。

Leave a Comment