お金を稼がない以上、それは仕事ではなく趣味である。

と、るかっちは常々思っているのですが、だからといって「趣味です」と言いきってしまうには、あまりに僕の人生の中央にドカンと根をはってしまっている映像制作の事を最近はよく「心の本職です」と言ってます。

言葉の問題でしかないのですが、正社員の道楽と思われるのは、実はとてもシャクなのです。
金は稼げてないけど、気持ちはキッチリ全身全霊込めて、戦ってんだぜ!という事はアピりたいな、と。

そんなわけで、んがーーー!っとボールを蹴り上げてから一週間とちょっと。

制作は順調に進んでいるように見えて、振り出しに戻ったりしながら、でもまぁ順調に進んでいる、と言っていい展開じゃないかなと思います。
週末に、主要キャストの方と顔合わせして、来週頭には、キャストは全てクリアになるのかな、と。

しかしまぁ、映像を作るのは、というか監督というのは本当に決断の連続です。
そして物事の最終決定をする、というのは実はとてもメンドくて、割と気持ちが重くなる作業です。
監督なんてお山の大将で、ふんぞり返ってればいいんだ!なんて思っている人は少ないと思うんだけど、そんな楽なものではないのよ……。

結局の所、まだ目の前に現れていない物に対して、完全に正しい判断なんて出来るわけがないのです。
結果は誰も分からないのに、決断をして、その決断があまりいい結果にならなかった場合に、自分だけならまだしも、関わってくれた人に、おいしい想いをさせてあげられないのは申しわけないな、という想いが常に頭にどっかにあるわけです。

他の人は知りませんが僕の頭の片隅にはあります。
でも決断しないといけません。でないといつまでたっても映画なんて撮れないから。

監督は何か決めずにいるわけには行きません。
僕が、どっちかに決めないと、誰も決めてはくれませんから。
決めずにいたら「どっちにするかそろそろ決めてください」と仲間から突き上げられるだけですから。

「めんどくせー」とか思うでしょ?
僕もそう思うのです。

それでも、こうして稼ぎにはならない事の為に、終業後の時間の大部分を使って、映画作るんだから、不思議です。
そして、「めんどくせー」とは思っても「もうやめてー」と思った事は一度もありません。