Z軸方向への長回しを多用した3Dの特性が生きる素晴らしいカメラワークのOPから、ボルテージが高まる。
ハワード・ショアの柔らかくて情感あふれる曲にのせたタイトルが出るまでの一連のシークエンスだけで、俺的には元取った!と感じられる素晴らしいシーン。

凝った美しい美術。
20世紀初頭?と思われる舞台設定に、まるで秘密基地の様なギミック満載の駅舎、その中をハーツパンツで縦横無尽に駆けまわる孤児の少年と、もうジュブナイルのお約束をこれでもか、と決めてきてくれて、由緒正しい少年冒険物語が大好きな人には、辛い点数をつけるのが、とても難しい作品。

後半、あまりに老人側に比重が行き過ぎたので、少年達の大活躍をもっと見たかったなーという気はしたけれど、充分たのしめました。