シナリオのクオリティが飛び抜けているな、という印象。
小道具の使い方(特にマニキュア)の使い方がとても旨い。
エンターティメントの中に、それとなく社会問題や情勢を取り入れてあって、深みのある娯楽作品になっている。

無駄な物がほとんどなくて、よどみなく流れていくストーリー展開は「ボーン・アイデンティティ」を想起させてこれも僕ごのみ。
寡黙に戦うウォンビンは、確かにとてもかっこいいんだけど、それよりもクライマックス直後の、抜け殻状態の時の表情がとんでもなく素晴らしかった。

韓国映画にありがちな過剰すぎるバイオレンスも、この程度なら目を背ける事なく見れる。