このブログシリーズでは、ビジネス向けキャラクターアニメーションのサンプル作成の過程を掲載し、
実際にご依頼頂いた場合の作業フローがイメージいただけるよう構成されています。


シナリオ・絵コンテなどの形で、動画の構成が決まったら、絵コンテにもとづいて、デザインを作成します。
ここは動画の印象を決定づける重要な作業です。

一から書き起こす事もあれば、省力化のためにロイヤリティーフリーの素材を使用する事もあります
ロイヤリティーフリーの画像を使えば大幅に作業を簡略化できるのですが、必ずしも絵コンテどおりの素材があるとは限りません。イメージにあわせて修正することになり、かえって効率が悪くなる、という事もありえます。

今回はキャラクターに関しては、一から描き起こす一方、
背景素材に関してはロイヤリティーフリーの素材を使用することで、オリジナリティや動きの自由度を確保しつつ作業の効率化をはかっています

実際のデザインを起こす際に使用しているのは不動の業界NO1ソフト、Illustratorです。
このソフトを使って書かれたイラストは、拡大した際に画像が劣化しないので、拡大縮小を多用するアニメーションの素材作成に非常に適していると思います。

稼働するパーツごとにレイヤー分けを行う事で、編集ソフトAfterEffectsでのアニメーションの自由度が上がります。
設定するアニメーションの内容に応じて、適切なレイヤー分けを行う事で、作業を円滑にすすめる事ができるように思います。
ロイヤリティーフリーの素材を購入したとしても、この作業は発生します。

デザインの方向性としては、一般的なビジネスユースのアニメーション動画のトンマナを継承しました。

すなわち

・原色を使わない淡いトーン
・ベタ塗り、線なしのフラットなビジュアル
・シンプルでスッキリとしたシェイプ

という感じでしょうか。
実際にはこんな感じになりました。

キャラクターがモノトーンなのは、背景との兼ね合いで後でカラー調整をしようと思っての事です。

クライアント様のお仕事であれば、アニメーションに入る前に、トンマナの確認とそれに伴う修正作業を行った上で、
本格的な編集作業に入る事になります。

というわけで今回はここまで。
次回は編集(アニメーション作業)について書いていきます。